本読みの感想(ネタバレあり)を中心に、日々のことごとを。
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おち・おつ・おと
2006年05月18日 (木) | 編集 |
おち【復・変若】ヲチ
1)もとにかえること。
2)若がえること。

おつ【復つ・変若つ】ヲツ
若返る。

(広辞苑より)


「おちみず(変若水)」の「おち」。ああ、なるほど。
「復」も「変若」も、他で「お(を)」の音訓を持たないので、
たぶんこれは和語への当て字だと思う。
ツクヨミの神は、変若水信仰と関わりがあるそうだが、
これは月の満ち欠けが「死と再生」を連想させるからだろう。
元日に初めて汲む「若水」のことを、「変若水」ともいうわけだが、
これも、お歳取りをしつつも、若く健康で過ごしたいという願いが込められているからか。

なぜ、若返ることを「おつ」というのか、わからないが、
「おちみず」が「養老の滝のように、落ちる水からの連想」という説には同意しかねる。
なぜなら、「落ちる」は古語で「おつ」だが、「おちみず」は「をちみず」だから。
「おつ」=「をつ」にはなりえないので。


ちなみに、
「をと(若)」+「こ(子)」=おとこ(男)
「をと(若)」+「め(女)」=おとめ(少女・乙女)
だそうな。
今では、「おとこ」は老若問わず使うけれど、本来は若者のことなのね。
老若問わないのは「ひこ」「ひめ」だったか。

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