本読みの感想(ネタバレあり)を中心に、日々のことごとを。
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漢字のお勉強
2005年09月26日 (月) | 編集 |
猫森集会のアンケートに感想を書きながら、情けなくなったことがひとつ。
漢字がぜんぜん書けない!
自分用にメモをとるなら、間違えようが、漢字の代わりにカタカナで書こうがいいんですけどね、人様に読ませる文章はちょっと……と思うと、書ける単語しか使えないから、ひどく語彙の幼稚な文章になってしまう……
これは、かなりピンチ。
思えば、最近は「他人に読ませる文章」を、「下書きなし」で「手書きする」という機会が、ほとんどないので、衰える一方なんだなあ。

そこで、昔、漢字検定を受けた時に使った問題集を引っ張り出して、やってみました。
いやあ、書き取りが酷い。酷すぎる!
あまりに酷いんで、悲しいやら、笑っちゃうやらですよ、もう。
まあ、かつてよりも読みはできていたので、「言葉」を失っているわけじゃないらしいのが、せめてもの慰め。

というわけで、しばし漢字の勉強をしようと思います。

 

ところで、先日新聞で目にしましたが、学校ってのは今でも漢字の「字形」にこだわる傾向にあるようですね。
わたしは、読めりゃいいと思うけどね。乱暴に言うと。
「ハネ」「トメ」「ハライ」でマル・バツつけるのはナンセンスだと。

たとえば、「女」という字。
この「く」「ノ」「一」のうち、「ノ」と「一」は「接しているのが正しい」なんて、意識する人いる?
わたしは書き癖で「ノ」が上に突き出てしまうんですが、それだと「間違い」なんだそうだ。
接している方が「美しい」って言われるなら、まだ納得もしようが、「間違い」ってのはなんなのさ。
今まで誰も、わたしの書いた「女」を「読めない」って言った人はいないよ?
あと、たとえば「日」っていうの横棒と縦棒はすべて接してないといけないの?
「日」の真ん中の横棒が短くて、隙間あいてる人、よくいるじゃん?
とか思うわけですよ。

では、多くの場合、学校では何を基準に「正しい漢字」を教えているかというと、教科書に載っている字形。
でも、教科書に使われているのは「教科書体」というひとつの「デザイン」に過ぎないから。
書体は、明朝体やゴシック体、シネマ文字、勘亭流などなどあって、同じ字でも見比べるとけっこう形が違うけれど、みんな「正しい字」として認識しているじゃない。
(「女」で言えば、「ノ」が「一」より出ているのもあるし、「く」が二画っぽいのや、「一」がハネてることだってある)
そもそも、漢字(仮名もだけど)は、筆で書いたものだ。
書き順だって、字形だって、筆書きによって生み出されたもの。
そして、同じ「筆で書く」と言っても、楷書か行書か草書か隷書か……書体によって筆順やトメ・ハネ・ハライが変わる場合もあるんだから。
堅苦しく考える方がヘンだと思うのです。

なんでこんなに力説するかというと、「女」の話はわたしが大学生にもなって言われたことだから。
ええ、教職課程でね。
そんな重箱の隅、つーか、もはや継ぎ目、みたいなことを気にして教壇に立てと?
それよりもっと大事なことがあるだろうよ! と思いましたねえ。
あまりのことに、びっくりして、以来ずーっと気になって仕方がないのです。

もし「漢字の書き方」を教えたいなら、鉛筆持ってやるんじゃなくて、筆でやるべきだと強く思う。
そして、「漢字の字形や筆順の性質」を教えてあげればいいのに。
でも、書道の時間は、たぶん削られる運命にあるんでしょうね……
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