本読みの感想(ネタバレあり)を中心に、日々のことごとを。
超人的テクニックを堪能
2006年04月16日 (日) | 編集 |
セヴィアン・グローバーの「クラシカル・セヴィアン」を観てきました。

アメリカのタップ界をリードする「革命児」セヴィアンの技は、あきれるほどにすごかった。
どうやったら、あんな細かく正確にリズムを刻めるのか。
あんまりに細かくて、ドラムロールを連想させる。
ダララララ〜〜〜〜の合間にズン・ズンとアクセントが入る。
でも、遠目にはただそこに立っているだけのようにしか見えない。
テクニック的に言えば、「ダララ〜」がつま先側の金属を使って出す音で、「ズン」がかかと側からだ(オペラグラスの助けと音質で、一応わかる)。
よく、口で言えるリズムは叩けるというけれど、口でさえ真似できないほどの、音数の多さ!
もはや、人間業とは思えない。

セヴィアンのタップは、ダンスというよりパーカス。
彼のこだわりは、「ビート」。
だから、余計な「振り付け」はない。
たまには回ったりもするけれど、基本的にはただそこに立っているだけのようで、何気なく舞台上をふらふら漂っている。
激しいステップをしているのが嘘のように、上半身はリラックスしている。
なんとも、不思議な光景だった。