本読みの感想(ネタバレあり)を中心に、日々のことごとを。
濡れぬ雨
2006年04月06日 (木) | 編集 |
濡れぬ雨
松風のこと。松を吹く風の音が、雨の降る音に似ているからいう。

日本語らしい表現だなあ……(うっとり)。
でも、わたし、松にあたる風の音をちゃんと聴いたことがあるだろうか。
「松風」とはまた、茶の湯でお湯がたぎる湯相(ゆあい:お湯の音や泡の表情)のことを言うらしい。
「松」を愛でる、和の心。なにやら、郷愁さえ覚えてしまう。

本物の濡れる雨の音に耳を傾けながら、幻の松風へと想いを馳せた。